介護施設でも介助犬がスタンダードになる

介護福祉施設介助犬導入相談専門員そのほか

介護施設での介助犬想定

介助犬導入相談専門員はぜひ介護福祉士に取得して欲しい資格です。

介護福祉士の概要は以下の様になっています。

介護福祉士の概要について
1 経緯及び概要
昭和62年3月23日に中央社会福祉審議会等福祉関係三審議会の合同企画分科会から出された「福祉関係者の資格制度について」(意見具申)に基づ き、「社会福祉士及び介護福祉士法(昭和62年法律第30号)」が第108国会において昭和62年5月21日成立、同5月26日公布された。

介護福祉士は、同法に基づく名称独占の国家資格であり、介護福祉士の名称を用いて、

専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があること により日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護(喀痰吸引その他のその者が日常生活を営むのに必要な行為であって、医師の指示の下に行われるもの(厚生労働省令で定めるものに限る。)を含む。)を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。厚生労働省ウェブサイトより引用

<上記の「・・・その者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。」と書いてありますが、「指導を行う」という内容には今後、介助犬が登場する機会が増えるという意味合いも含まれていると行っても過言ではありません。介助犬は身体障害者が使用できるツールですが、現時点ではほぼ全ての介助犬使用者は自宅で使用しています。しかし身体障害者補助犬法には使用場所に関する制限は特に明記されてはいません。生活様式の多様化が進むにつれ、今後介助犬が活躍する場面も同じく多様化することは確実です。しかしながら、介護現場で介助犬が活躍することを想定した規定や資格制度は全く存在していないのが現状です。

介助犬を受け入れるための知識

今後、介護施設、そして介護福祉士が業務の中で想定しておかなければいけないのは、以下の点です。

  • 施設利用者から介助犬への申し出があること
  • 介助犬の受け入れ方
  • 介助犬の役割
  • 介助犬の申し込み方法
  • 介護福祉士としての介助犬への関わり方
  • 介護福祉士が介助犬導入を勧める手順
  • 介助犬利用者のメリットの知識
  • 介助犬使用がもたらすQOLの向上
  • 早めの準備を

    介助犬の主なメリットは身体の不自由を少しでもの解消することですが、見逃してならないのが使用者のメンタルへの好影響の部分です。最近は日本の医学会でもようやく犬が介在する医療手段に効果があることが証明されました。そして今後はその勢いが増すことは確実です。そうなると介護施設に介助犬は必ず導入しなくてはならない日もそう遠くはないでしょう。私たちが提供するこの介助犬導入相談専門員という資格は、今後必ず求められる知識です。施設運営の面でも、ドッグセラピーや介助犬といったものを取り入れている施設が有利になることも明らかな事実です。その証拠に、株式会社アニスピホールディングスが運営する動物共生型の障害者グループホームは驚異的なスピードで全国に1600ヶ所以上の施設を展開しています。何事も早めの準備が肝心です。ぜひこの新資格「介助犬導入相談専門員」の知識をいち早く身につけ、来たるべき時に備えましょう!

    介助犬導入相談専門員講座申し込みhttps://minna-no-kaijoken.net/items/6608e9e7a2eab205903ecae3