コラムvol.3【そもそも、介助犬導入相談専門員が必要な理由】

コラム

あなたはどの業界に従事している方でしょうか。福祉でしょうか、それとも介護?医療?
なぜここを読んでくださっているのでしょうか。

動物が大好きな人に間違いないことでしょう。そして、きっと誰かの役に立ちたいという気持ちが強い方なのではないでしょうか。

さて、当社が新たに創設した介助犬導入相談専門員とはそもそもどういう資格なのかを簡単にお話ししましょう。

この資格の誕生のきっかけは、欧米諸国の様に介助犬が1000頭以上活躍する社会を実現したかったからなんです。言い換えれば、介助犬と楽しい毎日をくることができる身体障害者の方々が増えて欲しいということでもあります。それを実現するためには、介助犬業界の人たちだけではマンパワーが足りていません。


そこで、手伝ってくれる方を増やそうと考えました。


基本的には身体障害者に関わる機会がある方であればどんな方でも構いません。一般的には、介護や医療、福祉現場で働く方、リハビリテーションで働く方、理学療法士さんや作業療法士さん、さらにはお医者さんにも参加していただきたい、そんな新資格なんです。


介助犬が増えない理由として、比較的重大な問題は「必要としている方に介助犬の情報が正しく届いていない」という点です。前述した方々は医療、福祉、介護の現場で働く方ですが、身体障害者に接する機会が多い方です。いまでも病院関係者ですら介助犬についての正しい知識を持っている方は非常に少ないです。ですので、ぜひそういった職業の方々には取得していただきたい資格です。その方々からより多くの身体障害者に介助犬の情報が届けば介助犬と暮らしてみたい、新しい生活にチャレンジしたいとい人が増えるに違いないと考えて誕生した資格です。


一緒に活動させていただいている社会福祉法人 日本介助犬福祉協会(千葉県館山市)の理事長の藤田さんは「5年以内に日本人1億2000万人に”介助犬”の存在を知ってもらいます!」と宣言していますので、私たちも一緒になって普及に努めていきますので、ぜひあなたのお力をお貸しください!